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SOCIAL IMPACT 社会的インパクトの取り組み

MESSAGE 代表者の志

“世界一幸せな 超高齢社会”
の実現へむけて

カイテクは「人類未踏の超高齢社会を成功に導く立役者になる。」というビジョンを掲げ、テクノロジーで介護・医療人材不足をなくし、現場に笑顔を増やすことを使命としています。


日本では、人類史上誰も経験したことのない高齢化率が進行し、様々な社会課題が生まれています。今この瞬間も、多くの方々が介護・医療サービスに救われている一方で、現場は深刻な人材不足に直面しています。私たちは、介護・医療領域に特化した有資格者限定のワークシェアサービス『カイテク』を通じて、日本の宝であるエッセンシャルワーカーの「埋蔵時間」(未活用の時間)を最大限に活かし、必要な時に必要な場所へ人材を繋ぐことで、この危機的状況に挑んでいます。これにより、働き手には柔軟な働き方を、介護・医療現場には安定した運営を、そして何よりも利用者様とそのご家族に安心を届け、誰も置き去りにしない社会を創り、関わる全ての皆様の笑顔を一つでも多く生み出すことを目指しています。


私たちの事業は持続可能な社会の実現に不可欠であると確信しています。事業活動そのものが社会貢献であるという確信のもと、これからも社会に真にインパクトある価値を創造し続けることをお約束します。2050年、日本を「歳を重ねるほど、笑顔の人が増える社会」へと導き、「世界一幸せな超高齢社会」(成功)を実現するために、全力を尽くしてまいります。

SOCIAL ISSUES カイテクが取り組む社会課題

日本は世界に類を見ない速度で高齢化が進行しており、これは単なる人口構造の変化に留まらず、社会保障制度、経済、労働市場、そして個人の生活の質(QOL)に広範かつ深刻な影響を及ぼしており、その中でも、「超高齢社会」、「介護・医療人材不足」、「介護難民・介護離職」は、この高齢化の進行によって顕在化し、相互に複雑に絡み合いながら社会全体の持続可能性を脅かす喫緊の課題です。

社会課題 1

超高齢社会

日本は65歳以上が人口の約29.1%となり「超高齢社会」に突入しています。2025年には団塊世代が75歳以上となり、高齢化はさらに加速します。これにより、労働人口減少、経済成長の鈍化、社会保障制度の維持困難、高齢者のQOL低下、老々介護・認認介護の増加といった多岐にわたる社会課題が顕在化しています。

出典元:内閣府 高齢化の状況

超高齢社会の現状

社会課題 2

介護・医療人材不足

介護・医療分野では深刻な人材不足が続き、介護職の有効求人倍率は3.81倍、看護師の有効求人倍率は2.16倍と高水準です。2026年には約25万人の介護人材が不足すると予測され、介護事業所の倒産も増加しています。これは、給与・待遇の低さ、社会的評価の低さ、過酷な労働環境が主な原因です。結果として、既存職員の負担増大、サービス質の低下、介護難民の増加、地域格差の拡大、老々介護・認認介護の深刻化を招いています。

出典元:厚労省 一般職業紹介状況(令和7年3月分及び令和6年度分)及び介護人材確保の現状について

有効求人倍率と人材不足

社会課題 3

介護難民・介護離職

介護難民とは、介護が必要なのに適切なサービスを受けられない状態を指し、特養待機者は2022年度時点で25.3万人に上ります。施設・人材不足や経済的理由が主な原因です。また、家族介護で仕事との両立が困難になり離職する「介護離職」は年間約10.6万人発生し、特に40~50代の現役世代に影響が大きく、個人の収入減やキャリア分断、企業の生産性低下を招く深刻な社会課題です。

出典元:厚労省 特別養護老人ホームの入所申込者の状況(令和4年度)

介護難民・介護離職

社会課題 4

埋蔵労働時間の存在

私たちカイテクは、介護・医療業界には活用されていない労働時間、すなわち「埋蔵労働時間」が存在していると考えています。介護や医療の資格があり、「週に数時間であれば働きたい」、「午前中だけであれば働きたい」というニーズを持ちながらも、雇用形態や煩雑なシフト管理ゆえに働きたいのに働くことができない時間です。介護人材不足で指摘される人数(57万人)を時間に換算するとおおよそ年間約10億時間※1ですが、現在推定480万人いる介護の有資格者※2の埋蔵労働時間をそれぞれ月に約3回ほど活用できれば、不足時間を補うことのできる※3ポテンシャルを秘めています。

埋蔵労働時間の発掘

IMPACT LOGIC インパクトロジック

カイテクは、「テクノロジーで介護・医療人材不足をなくし、現場の笑顔を1つでも増やす。」ミッションと、「人類未踏の超高齢社会を成功に導く立役者になる。」ビジョン達成のため、事業活動と社会貢献の因果関係を明確化する目的でロジックモデルを作成しています。これにより、事業の進捗と社会へのインパクトを可視化し、目標達成に向けた戦略的な事業運営を行っています。

VISION

人類未踏の超高齢社会を
成功に導く立役者になる。

SDGs

不足分より多くの埋蔵労働時間を発掘、介護・医療現場のサービスを向上させ、
人手不足を理由に介護・医療サービスを受けられない人をゼロにする。

アウトプット・アウトカム

1 介護職・医療職

埋蔵時間の発掘

日本の宝である介護職・医療職の皆様が持つ埋蔵時間(未活用の時間)を、ワークシェアサービス『カイテク』を通じて、価値ある労働力へと転換します。

2 介護・医療現場

人手不足と
複雑なシフト管理

ワークシェアサービス『カイテク』の利用により、スキルの高い有資格者とマッチングし人手不足を解消し、シフト管理サービス『カイテクシフト』の利用により、複雑なシフト管理がなくなり、現場職員の負担を軽減します。

3 介護職・医療職

余白時間の有効活用

『カイテク』は、シフトや職場環境、労働条件の制約によって、これまで働きたくても働けなかった時間を解消し、介護・医療現場の人手不足の緩和に貢献します。介護・医療職の方のスキルと意欲を最大限に活かし、柔軟な働き方とスキルアップ・生涯学習の機会を提供します。

4 介護・医療現場

現場の課題解決

『カイテク』は、人手不足の解消と人材配置の平滑化を実現します。さらに、カイテクワーカーからの評価フィードバックにより、現場と経営の課題を可視化し、介護・医療現場の質が向上します。

5 介護利用者・家族

介護利用者の
利便性向上

『カイテク』は、施設における人材配置を平準化し、現場の質を向上させます。これにより、利用者様はより多くの介護サービス選択肢と、確かな安心感を得ることができます。

6 介護職・医療職

介護職・医療職の
魅力向上

介護職・医療職が笑顔で働き、自己肯定感を持って成長し、所得とQOLを高めることで、介護・医療職として働く魅力が向上します。

7 介護・医療現場

笑顔あふれる介護・
現場を創出

介護・医療現場は笑顔あふれる運営を実現。職場環境とサービスの質が劇的に改善され、働く人も利用する人も幸せになる未来を創造します。

8 介護利用者・家族

利用者・家族の笑顔を育む介護医療現場

全国どこでも安定的で質の高い介護・医療サービスを提供できる社会を目指します。介護・医療へのアクセスや家族への影響に対する不安を減らし、誰もが笑顔で生活できる未来を創造します。

SERVICE 社会課題の解決方法としてのサービス

  • カイテク

    カイテク

    介護・看護資格者向け単発バイトアプリ

    「カイテク」は、介護・看護の人材を必要なときにすぐ確保できるワークシェアサービスです。経済産業省や総務省、自治体などからも高く評価されており、即戦力となる人材の採用にもご活用いただけます。

  • カイテク薬剤師

    カイテク薬剤師

    薬剤師向け単発バイトアプリ

    「カイテク薬剤師」は、薬剤師の人材を必要なときにすぐ確保できるワークシェアサービスです。有資格の薬剤師が、調剤薬局や病院などでスケジュールに合わせて柔軟に勤務でき、即戦力人材の確保にご活用いただけます。

  • カイテクシフト

    カイテクシフト

    「カイテク」発のシフト管理サービス

    介護施設・医療機関向けのシフト管理サービスです。有料老人ホーム、グループホーム、特養、老健、サ高住、デイサービス、病院など、あらゆる施設形態に対応。無料でご利用いただけます。